「庄内ベジイタリアンって言うんだって。」
こんなふとした一言から今度の弾丸ツアーが決まりました。
時は昨年の暮、12月初旬
2カ月以上も前から予約するなんて、久しぶりだなぁ。。。。。
果たして、日帰りなんて無茶苦茶な日程で、実現するんだろうか?
そんなぬぐい切れない不安を胸に秘め続け、2月7日を迎えたのでした
Al.che-cciano (アル・ケッチァーノ)
地元・山形県庄内の素材にとことんこだわり抜き、イタリアンという形にする
奥田シェフの長年の試みは今注目の地方イタリアンを象徴している
すべてはアル・ケッチァーノから始まった・・・・・・・・・
今や日本で最も予約の取りにくいレストランの筆頭であるこちら
近年のロハスな空気感と、地産地消に重きを置く流れに、
乗ったというかむしろ張本人というか。
地元庄内の食材に拘り、信頼のおける生産者が作るもののみで、
独創的なイタリアンを生み出す
なんと食材はほとんどすべて半径30km以内で調達するんだとか。
もちろん奥田シェフ自らも毎日、海や山、畑から牧舎、野原を駆け巡る
究極のオーガニックフードとは此のことをいう!!!!!!!
未曾有の大寒波に見舞われたこの週末
普段は飛んでる飛行機も飛ばないのでは?という疑問も自然と湧いてくる。
前日はもちろん羽田空港⇔庄内空港の全4便は欠航。
テンションがた落ち、不安感いっぱい。。。。。。。。
それが一転、飛行機も無事飛び、ノーアクシデントで辿り着いた
僕ら一行はこの時点で何かとてつもなくラッキーで、
執拗なまでの食いしん坊魂に神様も折れたのでは?な〜んて気までしてきていました。
コンディション最悪の悪路を走らせること1時間弱、到着した店
ホッと胸を撫でおろすと共に言いようのない喜びがこみ上げる!!!!
アタボーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スローな雰囲気漂う店内。
木製の床や壁は温かみに溢れ、アットホーム感を醸し出している
奥田シェフが親しくお付き合いしている地元の生産者と思しき人たちの名前とともに、
見ているだけで生唾が出てくる魚料理や肉料理のアラカルトメニューが手書きの黒板に光る
真鴨・キジ・野うさぎ・いのしし・ヤギ・・・・・・ジビエの季節だなぁ!!
今回は名古屋⇔山形を日帰り(正確には前日から東京羽田にイン)でこなすという、
超ハードスケジュールだったので、どうしてもランチタイムにしか訪問できず。
ランチのコースメニューももちろん用意されてはいたんですが、ココはせっかくの遠出、
全面的に奥田シェフを信頼しての“おまかせ1人10000円”でお願いしました
順に写真&コメントを
【サンペレグリノ・ガス入り】
きめ細やかな炭酸と、マイルドな喉ごしは、濃厚な料理へのアテを狙って、、、、
・・・・・・・・ってボクは運転手だったんで当たり前なんですが(笑)
【朝焼きのフォカッチャパン】
サクサクとした食感が舌に美味しく、埋め込まれたオリーブ油の塊がいいアクセントに。
【庄内浜のヤリイカと庄内水菜、イカスミ入りのスパゲッティ、
シンプルに月の雫の塩、シチリアのオリーブオイル、なまあたたかい温度で】
コレは絶品でした!!
一品目だったんですがとても印象深かったです!!!!
生のヤリイカが温い温度に調整され、塩味を効かせてある。
この塩味でパスタや水菜を頂くという寸法。
【遊佐のニジマスのマリネでサンドした寒ダラ、ニジマスの卵とうるい、バジルのオイル】
山形の冬と言えば寒ダラ。
こういう絶対に食べておきたい消費者心理を突きまくる一品。
しかもニジマスで挟むなんて・・・・・・
【羽黒のわんぱく卵と蔵王カボチャ、ハチミツとシェリービネガー、生クリーム】
これはオモシロい!
三層構造で、一番下が卵黄、中がカボチャ、上が生クリーム。
絶妙な味加減でくどくならずに頂けました。
【庄内麩の上に乗ったメジマグロのタルタッタ】
コレは美味い!!
メジマグロ、こんなに味わい深いなんて今まで知りませんでした。
調理法によって大きく変化するということの素晴らしさですね!
【軟白ネギときんめ鯛とかまいしキャビア】
きんめは驚くほどに薄い味付けで、ぱりぱりの食感で主張。
お魚の生きている命の味がしました!
それに引き替えのキャビアの塩味。
絶妙・・・・・
【寒ダラの白子と宝谷カブのリゾット】
コレも最高!!
白子全く臭みナシ!!!!!!
こんな白子なかなか無いですよ。
カブのシャキシャキとまろやか白子がこの上ないハーモニーを生み出していました。
【米沢の雪菜をこんがり焼いた辛みと生のみずみずしさとパルマの生ハム】
苦味というか辛みというか、本当にナチュラルな雪菜を、何の味付けも無しで。
パルマの生ハムの塩味だけで頂く。
贅沢だなぁと思いました。
【ハタハタの湯あげと平田の赤ネギのすっぱいサラダ】
酸っぱく、舌触りはとろみというか滑りというか、、、、、
コレまでの皿の流れからして、確実に計算しているであろうと思われる一品。
美味しい。
【庄内のお肉をつめたラビオリと澄んだスープ】
豚と牛をつめたラビオリは5、6個はペロッといける美味しさ!!!
絶品ですよ!!
そして、スープはコンソメなんですが、これまたイイ!!!!!
舌で探さないと分からないくらいの薄い塩味。
滋味深いチキンの味が脳天に響く。
【野うさぎのポルケッタと大根葉】
野うさぎのお肉に包んだのは鶏の内臓の数々。
硬いのはジビエの特徴ですが、それが全体にとても良いバランスとなって影響している。
コレも素晴らしい一皿。
個人的に盛り付けも好き。
【山形牛タンの煮込みとごぼうのフォンデュータ】
牛タンが牛タンらしい味わいでココでやっと落ち着いて腹を満たすことができた。
今回で一番のボリューム感だったか。
【真鴨のもものサラダ仕立て】
これがメイン。
硬めの肉がたまらなく美味しい!!!!!
ジビエらしく細かな筋や血の塊などの味も確認できた。
クライマックスのメインにしてこのシンプルさ。
本当に最後までいい意味で裏切られ続けましたね。
最高の一品!!!!
【Dolce:果物の気持ちになったケーキ、“月山” モンテルーナ】
コレはすっきり!!
周りに配置されたミルクのジェラードはなんとも上品な甘さでした。
果物はりんごで、口直しに最適なセレクトでした。
【ホットコーヒー】
黒色がよい色をしていて、泡立ちも良く、美味しいコーヒーだと思いました。
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全部でパン・ドルチェを入れて14皿
こんなに出して頂けるとは、予想もしておりませんでした!
グルメ会のメンツで話していたのは、、、、、
全く食材の使い回しがない!!!!!ということ。
そして、塩味のアクセントが絶妙に調整されていること。
本当にココ、というピンポイントで火入れをし、素材のうまみを引き出していること。
本当に本当に本当に本当に美味しかったです。
険しい道のりでしたが、ここまではるばるやってきた甲斐がありました
名古屋からわざわざ食べに来る価値のある料理だと感じました
ご馳走様でした!!!!
上の写真と共に書いた料理の名前は、全部奥田シェフが直々に手書きで書いてくれ、
後で渡してくれたものをそのまま書いたモノです
メインをシェフ自ら運んでくれたり、真摯な態度で料理の説明をしてくれたり。。。。
こうした地方イタリアンの火付け役と言われ、エポックメイキングだと言われる所以、
どこかこのシェフの温かく誠実な人柄から垣間見ることができたような気がしてなりません。
ありがとうございました
↑↑↑↑コチラは、、、、
アル・ケッチァーノの隣にある、“Cafe&Dolce イル・ケッチァーノ”。
2007年7月7日OPEN。
おいしいコーヒーと、アル・ケッチァーノのコース料理で評判のドルチェが楽しめます。
●Al.che-cciano (アル・ケッチァーノ)●
山形県鶴岡市下山添一里塚83
0235−78−7230 月曜定休 11:45〜14:00、18:00〜21:00
http://www.ques.co.jp/alchecciano/
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