地図を頼りにゆっくりと急斜面を登っていくと、
森と水に囲まれた和のオーベルジュとも云うべく館が迎えてくれる

箱根宮ノ下温泉・時の雫
今年の正月、箱根で泊まった宿。
雪が降り周囲の箱根の山々に囲まれる窪んだ地形。
辺りは霧にも囲まれ、非常に幻想的なチェックインでした

「和の心地よさ」 「洋の華やかさ」
融合した魅力の詰まったここ。
裏手にある武蔵野別館の系列で、経営母体がよりプレミアムなサービスを、
という事で元世田谷区保養所であった建屋を買い取り改装、6年前の話である。
武蔵野本館の隣にあるのは、かの名高い箱根吟遊である

中へ入ると、ほんの小さなコンシェルジュルーム。
6畳ほどであろうか?
そこに入口が開くエレベーターで部屋へ直行

几帳はもちろん部屋、パブリックスペースはレストランとサロン以外なく、
宿泊者は殆ど部屋の中で過ごすこととなる。
温泉なのに大浴場もない。
こう聞くと少し心配を覚えるが、なんということはない。
そう、わずか8邸の客室はすべてスウィート仕様

温泉付きの部屋、、
籠もるための宿という事で解釈して間違いないのである。
8室に限られる部屋には、その少なさだから叶うきめ細やかなもてなしが随所に光る。
インテリアはイタリア製の特注品で統一

チェックアウトは12時。
先ほども触れましたが全室に露天風呂付。
まるで自分のうちに居るかのようなオールインワンで、居心地が良かったです。
敷地内に2本の源泉を所有。
泉質はナトリウム塩化物泉。
カルシウム・マグネシウム・ナトリウムを豊富に含む無色透明。
匂いは仄かな鉱物臭。
癖が無く少しだけとろんとした湯はなかなかのものでした

基本的にはかけ流しでモチロン循環消毒はなし。
ただ、源泉は60℃前後であるが、プールで貯めたり滝で流したりせず、
加水をしているそうです

ここが少し残念ですが、許容範囲内の良質な湯だったと思います。
渓谷を望む高台で部屋からの眺望は抜群です

この日は霧がかっていたり、降雪したり、非常に四季を感じ得る情緒溢れる2日間となりました。
大浴場は無く、もし入るならば、すぐ隣にある武蔵野別館の風呂に入れるという、、、
この辺りがすこし気になるところ

温泉の醍醐味は広い湯船で足を延ばすこと。
プライベートに部屋風呂があっても、そこは叶えられません。
やはり使い方次第でチョイスすべく宿だなという印象。
大切な人とほっこり籠もるには最高の舞台だとも感じました。
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箱根〜伊豆は寒かったですね、雪見の露天部屋風呂、思わぬサプライズ的でよかったです。
料理は・・・・です笑
またご報告いたします(*^_^*)