
ひとつの温泉に長く滞在するのもいいんですが、今回は一度移動を挟み、二か所で堪能。
“泉質比べ”してみることに・・・・・・・
前半は、北陸の加賀温泉郷の一つである、“山代温泉”。
今回も車で移動

雪が心配でしたが、それほどでもなく・・・・・というか全く雪はなくイージーでした

まず到着した金沢市街。
真っ先に“近江町市場”へ直行、、、、、、、、、
・・・・・・・んでっ!!、一目散にお寿司を


必ずここへ来ると寄ることにしている、
“鮨処 源平”

ココはホンっと美味しい

名古屋じゃちょっと味わうことは難しい or かなり高額になるか、そんなレベルです。
また別記事で

で、で、お鮨をひとまず腹いっぱいに平らげ、お次は市場内散策

実家のおとっつぁん&おかっちゃんへの贈り物探し


年末のこういうところは非常に活気あります!!

お兄ちゃんの威勢の良さに思わず買ってしまいそう



蟹! 蟹! 蟹!! カニ〜!!

結局買ったのは“香箱ガニ”

香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのことをさします。
雄のズワイガニと比べ小ぶりな外見の中には、
茶色の外子(そとこ)と呼ばれるつぶつぶの卵、
そして味噌の部分であるオレンジ色の内子(うちこ)
が入っています

メスは産卵の関係上、禁漁期が長いので、11月頭から、年末ごろまでの短い期間が旬

北陸の冬と言えばコレって気がします。
腹の部分に実が多く、見ため以上に食べ応えありです

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一同この後、“金沢21世紀美術館”へ向かうつもりでしたが、
電話で確認したところ年末のお休みとバッティングしてしまいあえなく断念

このままお宿へいくことに。
◆金沢21世紀美術館:http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html
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今回の宿は、、、
山代温泉“白銀屋”

前回2〜3年前に来た時によかったので再訪

これは夜にお散歩した時撮ったもの



寛永元年(1624年)創業。
建物自体が有形文化財であり、築180年だそう。
壁に残る「馬つなぎ」や天然木の太い梁、紅殻格子など、、
そこかしこに加賀建築の粋な様式と歴史が息づいています



ココは、かの北大路魯山人も逗留していました

篆刻家、画家、陶芸家、書道家、漆芸家、料理家、美食家など様々な顔を持っていた“粋人”。
魯山人の残した器や書なども置いてあります





ゆかりの長浜をはじめ京都・金沢の素封家の食客として転々と生活することで、
食器と美食に対する見識を深めていった彼

1921年(大正10年)には会員制食堂「美食倶楽部」を発足しています。
そこでは、自ら厨房に立ち料理を振舞うなどしながら食器や料理を自ら創作していたそう。
漫画美味しんぼの登場人物で、美食家・海原雄山は、彼をモチーフにしたキャラです

まあ、生涯を通して美・食を魂を込めて追及された方だったのでしょう。
憧れますね〜

◆北大路魯山人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A4%A7%E8%B7%AF%E9%AD%AF%E5%B1%B1%E4%BA%BA
さて、そうこうしながら、早速の夕食です。
冬の北陸に来たからにはやっぱり“蟹”ってことで、、
蟹会席でお願いしました


先八寸五点盛り。
小鉢。


活ずわい蟹の洗い。

蟹の茶碗蒸し。

蟹の源泉蒸し。

蟹と季節野菜の天麩羅。


活蟹の炭火焼き。
蟹甲羅味噌焼き。
・・・・・・・・・・・・・と、ここで、蟹すき→蟹雑炊、と続く予定だったんですが・・・
なんと、満腹になってしまい省略して頂くことに・・・・

何とももったいないことですが、ここまでで十分に満足してしまったのです!
お味のほうも濃厚・新鮮で完璧でした

北陸のずわい蟹を堪能しました

もうこの蟹を味わってしまったら、他の蟹では満足できないかも??
最後、甘味と加賀棒茶を頂き、終了。

そして、よたよた歩きになりつつお部屋へと戻りました。。。

ちょっと回復してきたら、、夕食前に一度入りましたが、2度目の温泉へ



肌を滑らかにする『弱アルカリ性』のまろやかなお湯

古代檜の一枚板からなる湯槽で。
なるほど。
肌が柔らかくなった気がします。
1300年の歴史を誇る山代の湯

白銀屋は、その貴重な源泉を引く、『湯の曲輪(がわ)』と呼ばれる数少ない湯宿です

また、ぜひ機会あれば訪れたいものです。
結局、宿を出るまで、一日目3回・二日目2回の 計5回 入りました

温泉はいいですね〜。
◆白銀屋:http://www.shiroganeya.co.jp/
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